[リンゴ病は大人でも掛かります!]
頬が赤くなるが特徴であるリンゴ病。
特に、子どもがリンゴ病に掛かると
真っ赤に赤くなるため分りやすい病気です。
実は、この病気は大人でも掛かります。
リンゴ病は「ヒトパルボウイスルB19」という
ウイルスが感染することで発症する病気です。
せきやくしゃみなど、ウイルスが含まれるものに
触れることで簡単に感染するのも特徴となっています。
症状としてはインフルエンザに似ているものがあり、
その後に赤い発疹が出てきて関節が痛みます。
この「関節に似た」という部分は最たる特徴で、
指が曲げられず症状が重い人は立って歩くことも
ままならないほどになってしまいます。
その痛みからリウマチや神経痛、痛風などを
疑う人も多いです。
リウマチと間違ってしまうのは、
大人は頬が赤くならないことが多いため。
子どもだと頬が赤くなることが多いですが、
大人ではこの症状が出る人は少ないです。
リンゴ病が怖いのは、妊娠中の
女性が感染したときです。
妊娠中の女性が感染すると、
流産する確率がグンと上がってしまいます。
基本的には自然に治る病気ではありますが、
「どうせインフルエンザだ」と高を括っていると
妊娠中の女性は流産リスクが上がってしまいます。
ちょっとした風邪でも、早めの専門医への受診を
心がけてくださいね。
チェックポイントは、頬の赤みではなくて関節痛ですよ。